CMS(コンテンツマネージメントシステム)について

サイトを制作する際にCMSを導入することも珍しくなくなりました。大規模なサイト構築にも耐えられる本格的なものからブログ用のものまで、有料のものからオープンソースまで様々なプログラムがあります。

このサイトもオープンソースのCMSであるconcrete5を使って構築されています。

concrete5とは

このサイトの構築に使われているCMSのconcrete5はもともと商用CMSで2008年6月にオープンソース化されたものです。

最大の特徴はコンクリートブロックを積み上げるようにサイトを制作できるというコンセプトの元に開発されたその名前どおり、ブロックを追加してコンテンツを作っていくことができます。ブロックはHTML文書の他に、画像、スライドショー、フォーム、検索、アンケート、Flash、Googleマップ、ビデオプレーヤー、Youtubeビデオ、ゲストブック、ファイル(ダウンロード)などいろいろ用意されています。

ブロックを追加する

CMSには、昔からのCMSであるPHPNuke・Xoops・Mambo・Plone、ブログエンジンのWordPress・Movable Type・Nucleus、WikiエンジンのPukiwiki・DokuWiki・MediaWikiなどがあります。Wikiを除くCMSに共通するのは公開画面とコンテンツ管理画面が分かれていて、管理者は管理画面にログイン後、サイトのコンテンツ編集・デザイン変更・モジュール追加などを行なうようになっています。Wikiの場合は共同編集が基本スタンスのため、デザイン変更時は管理画面を使うことがあるものの、コンテンツの編集は公開画面上から行なうことが多いと思います。

今まではCMSであれWikiであれ「最終的にどう見えるのか」をすぐにチェックできないのが最大の難点であり、最終的にどう表示されるかは、プレビュー機能を使うか編集を完了する必要がありました。

concrete5はページ上で見たままの状態で編集できるため、非常に直感的にコンテンツを制作することができます。

コンテンツ作成画面

concrete5に興味をお持ちの方は日本語化プロジェクトを行っているconcrete5日本語公式サイトおよびUsagi Projectのサイトをご覧ください。

また、ぜひconcrete5で自社のサイト構築をお願いしたいというチャレンジ精神あふれる方のご依頼もお待ちいたしております。