サイト管理者にとってのconcrete5
サイトの管理は「管理画面」のダッシュボードから行います。他のCMSの管理画面に比べると項目も少なく簡潔な印象ですが、投稿などコンテンツの追加・作成などはページから直接行うので、本来のサイト管理作業のみをここから行うことになります。
上級権限モード
上級権限モードにすることで、ページ・エリア・ブロックのレベルまでユーザーやグループ毎に権限をかなり詳細に設定出来るようになります。
ページ・エリアの編集・承認・公開・管理・削除、エリアに追加出来るブロックの制限、ブロックの編集・削除、ページの公開と公開終了の日時指定などをユーザー・グループ別に設定できるようになります。閲覧も同様に制御できるのでグループサイトの運営にも対応できます。
SEOへの対応
「管理画面」の「サイト全体の設定」には、Google Analyticsなどのトラッキングコード(最近Yahooでもベータサービスが始まりました)を挿入する項目や、URLから「index.php」を隠す設定項目、「メンテナンス」には検索エンジンのクローラ向けの「sitemap.xml」をcronと組み合わせて自動作成する機能など、従来ならばプラグインやモジュールを追加して行っていたSEOへの取り組みが標準で組み込まれています。
このサイトは「さくらインターネットのレンタルサーバ スタンダードプラン」上で動いていますが、プリティURLを設定しても当初はうまく動きませんでした。どうやらPATH_INFOをうまく拾えていなかったようです。ちょっとくどいような感じもしますが、index.phpにPATH_INFOの取得部分を付け加えることで解決しました。
その他、さくらインターネットでconcrete5をインストール・運用したりアップグレードする際は、特別な配慮が必要です。詳しくはconcrete5日本語公式サイトのさくらインターネット インストールガイドをご覧ください。